• 仏の言葉で心をつなぐ
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    2021年6月『見聞』

    目耳二つ口一つ まずは見てから聞いてから 自戒を込めて。儒教の聖人・孔子の言葉に「九思一言」というものがあります。一度語るのであれば、その前に九度深く考えなさい、という教えです。おかげさまで私は両目・両耳とも達者で過ごさ …

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    2021年7月『骨折り得』

    骨折り得 書・文:蔵虚庵猫毛 生きていると、辛いこと・嫌なこと・悲しいことに何度も出会うことでしょう。あまりにも辛くて、心が折れてしまうかもしれません。しかし、どうにか苦しさから立ち直った時、あなたの心は以前よりも一回り …

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    2021年8月『価値』

    価値 あるモノに頼るか 生むモノに成るか 今からちょうど一年前、2020年8月21日。イギリスのオークションで“マハートマ・ガンディーの丸メガネ”が3600万円で落札されました。ところで。この丸メガネの原価は、一体いくら …

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    2021年9月『ほとけのめがね』

    ホトケのめがねはふしぎなめがね いろんなみかたができるから できるから じ・にっとう ぶん・びょうもう 「とんぼのめがね」のおうた、しってる?とんぼのめがねは、まわりのいろをそのままうつすよ。にんげんのめがねは、いろめが …

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    2021年10月『影』

    影にも目を向けてみよう 書・文:藏虚庵猫毛 太陽の光は、大地を暖め、植物を育ててくれる、生活に欠かせないものです。ところが、光に当たってばかりだと、人は熱中症になり、植物は枯れてしまいます。そう、光だけでなく、木や雲が作 …

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    2021年11月『畜生』

    畜生 佛に近いですよ 人間よりはね 「犬畜生にも劣る」という慣用句があります。道を外れた行いを意味する言葉ですが、動物にとっては不名誉この上ない表現でしょう。必要最低限の本能を満たし、生存圏を確保する為だけに争う。それ以 …

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    2021年12月『即是道場』

    即是道場 かつて甲子園球児だった方から、こんな話しを聞いた事があります。“試合では負けたけど、あそこに行くと人間にとって大切なものが何かを思い出せる。だから甲子園は聖地なんだ” 我が家も、職場も、学校も、私達の生き方次第 …

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    2021年1月『生まれてくれて』

    生まれてくれてありがとう 私が誕生日プレゼントとして書を贈る時に、いつも書いている言葉です。”今”は”昔”の積み重ね。もし今が幸せだと思うのであれば、その幸せは、”己の過去の全てがあって初めて生まれたもの”と認める事が大 …

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    2021年2月『迷惑』

    めいわくを かけたくないは かんちがい よくTVで流れますよね、保険のCM。“老後に子供に迷惑を掛けたくないから…”勘違いその1 : “迷惑”と“心配”は意味が違います。勘違いその2 : 迷惑を掛けずに生きられる人間は一 …

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    2021年3月『もしもの人生』

    無駄 もしもの人生、ねぇ 百万回考えても そうならないよ ”もしもあの時、別の方を選んでいれば…” ”もしもあの時、あんな事が起こらなければ…”不幸せな時ほど考えてしまう、もしもの人生。しかし、人一人が持つ精神力には限度 …

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