• 仏の言葉で心をつなぐ
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    2021年12月『即是道場』

    即是道場 かつて甲子園球児だった方から、こんな話しを聞いた事があります。“試合では負けたけど、あそこに行くと人間にとって大切なものが何かを思い出せる。だから甲子園は聖地なんだ” 我が家も、職場も、学校も、私達の生き方次第 …

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    2021年11月『畜生』

    畜生 佛に近いですよ 人間よりはね 「犬畜生にも劣る」という慣用句があります。道を外れた行いを意味する言葉ですが、動物にとっては不名誉この上ない表現でしょう。必要最低限の本能を満たし、生存圏を確保する為だけに争う。それ以 …

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    2021年10月『影』

    影にも目を向けてみよう 書・文:藏虚庵猫毛 太陽の光は、大地を暖め、植物を育ててくれる、生活に欠かせないものです。ところが、光に当たってばかりだと、人は熱中症になり、植物は枯れてしまいます。そう、光だけでなく、木や雲が作 …

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    2021年9月『ほとけのめがね』

    ホトケのめがねはふしぎなめがね いろんなみかたができるから できるから じ・にっとう ぶん・びょうもう 「とんぼのめがね」のおうた、しってる?とんぼのめがねは、まわりのいろをそのままうつすよ。にんげんのめがねは、いろめが …

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    2021年8月『価値』

    価値 あるモノに頼るか 生むモノに成るか 今からちょうど一年前、2020年8月21日。イギリスのオークションで“マハートマ・ガンディーの丸メガネ”が3600万円で落札されました。ところで。この丸メガネの原価は、一体いくら …

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    2021年7月『骨折り得』

    骨折り得 書・文:蔵虚庵猫毛 生きていると、辛いこと・嫌なこと・悲しいことに何度も出会うことでしょう。あまりにも辛くて、心が折れてしまうかもしれません。しかし、どうにか苦しさから立ち直った時、あなたの心は以前よりも一回り …

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    2021年6月『見聞』

    目耳二つ口一つ まずは見てから聞いてから 自戒を込めて。儒教の聖人・孔子の言葉に「九思一言」というものがあります。一度語るのであれば、その前に九度深く考えなさい、という教えです。おかげさまで私は両目・両耳とも達者で過ごさ …

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    2021年5月『未熟』

    繭 未熟なほうがよいコトもあるよね。 蚕は、人間が絹を採取する為だけに改良を重ねた家畜。天然物の蚕、というのは存在しません。生物学的には蛾になると成虫ですが、それでは人間の“御役”には立たないのです。何とも残酷な話しです …

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    2021年4月『煩悩』

    煩悩 自分自身がままならないのに それを他人に求めることさ。 自分にとって都合が良い状態を、少しでも長く味わっていたい。それが人間の欲望の根源です。しかし、 現実世界はそんな私達の欲望をあざ笑うかのように常に変化を繰り返 …

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    2021年3月『もしもの人生』

    無駄 もしもの人生、ねぇ 百万回考えても そうならないよ ”もしもあの時、別の方を選んでいれば…” ”もしもあの時、あんな事が起こらなければ…”不幸せな時ほど考えてしまう、もしもの人生。しかし、人一人が持つ精神力には限度 …

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