―― 合掌 ―― 見向きもされなくても石を投げられてもずっと手を合わせてる仏像心の中に一体の仏像を文・書:玄明日燈
―― 合掌 ――
見向きもされなくても
石を投げられても
ずっと手を合わせてる仏像
心の中に一体の仏像を
「人、木石に非ず」という言葉があります。確かに木や石に心はありませんが、だからこそ何があっても何もなくても、合掌し相手を敬い続けます。考え方や価値観の違いを真正面から受け入れる、そんな強さを秘めた無心の合掌。私達も生身の仏像に。